ＳＨ９０５ｉ
私が使用している携帯電話はＮＴＴ ＤＯＣＯＭＯが販売しているシャープ製のＳＨ９０５ｉだ。２００７年の発売なのでもう７年も前の製品になる。今は猫も杓子もスマートフォンだが、私は必要性を感じていないのでいまだにガラパゴス携帯だ。 ＳＨ９０５ｉ 私が携帯電話に求めるものは電話とメールができておサイフ携帯の機能があってワンセグが受信できれば十分なのだ。特に自転車キャンプ旅においては旅の期間中、充電できるあてがないのでスマートフォンのような電池の持ちの悪いガシェットは使いものにならない。  もうずいぶん古くなってしまった それに比べるとガラパゴス携帯であれば電話をしたりワンセグを見なければ１週間や２週間くらい電池は持つし、どうせ自転車に乗っている間は電話など出ないのだから昼間と夜中は電源を落としてしまって夕方〜夜の４〜５時間だけ電源を入れればほとんど電池は減らないので電源の問題は解決するだろう。ただしカタログスペックで電話は３時間２０分、ワンセグは３時間５０分しか持たないので、ワンセグで１時間のＴＶ番組を見るとあっという間にバッテリーが減ってしまう。  液晶画面は見やすい このＳＨ９０５ｉはスマートフォンが普及する直前に発売されたガラパゴス携帯であり、私にとって必要な機能はほとんど入っているので７年も前の機種ではあるが携帯電話としては何ら見劣りしない。おサイフ携帯やワンセグ、ＧＰＳ、ｉモードは入っているし、液晶表示画面もシャープ製の３インチ４８０×８５４ドットのフルワイドＶＧＡの新モバイルＡＳＶ液晶で、かつカバーガラスと液晶の間に空気層がなく光学的に一体となっているため太陽光下でも見やすい。  カメラ機能は最低レベルだ このＳＨ９０５ｉの最大の欠点はカメラ機能だろう。これまで携帯電話のカメラのセンサーはほとんどがＣＣＤだったが、この携帯電話からＣＭＯＳを採用した。今でこそデジタルカメラのセンサーはほとんどがＣＭＯＳだが、この当時はまだ尚早で性能も悪く、ＬＥＤライトがないこともあって写りは３２０万画素という画素数からは想像もできないほど悪いものだった。当時ブロガーの中川翔子氏がこのＳＨ９０５ｉを買ってカメラ機能の写りが悪いとブログで辛辣にこき下ろしたことがあったが、確かに彼女の発言にうんうんとうなづけるほどだ。ただ私の場合は携帯電話のカメラ機能など元々期待もしておらず、北海道自転車ツーリングでもデジタル一眼レフで、かつＲＡＷで写真を撮るのでこの欠点はそれほど気にしていない。  ストラップにはユキちゃんとＮＴＴパーソナルのクリップ 私は携帯電話のアルプスの少女ハイジのストラップを取り付けている。もともとはハイジも付いていたが大きくて邪魔だったので外してしまい、今は子ヤギのユキちゃんだけが付いている。このヤギだけを見てこれがユキちゃんだとわかる人はまずいないだろう。そしてストラップにはクリップも付けている。このクリップは初めて買った携帯電話として今は亡きＮＴＴパーソナルの２０１Ｐに付属していたストラップのクリップだが、これが携帯電話の落下防止にとても役立っているので２０年近く使い続けている。 他にも購入から７年が経過し、そろそろバッテリーがへたって持ちが悪くなってきた。途中で一回バッテリーを交換しているが、それでも毎日使っているとバッテリーだけは弱ってくる。また表面のメッキ処理も既にほとんど剥がれてボロボロになり、色もホワイトだったはずが黄ばんでクリーム色のようになってきたが、まだまだ当分現役でがんばるつもりだ。 サイズ：１１２ｍｍ×４８ｍｍ×１７ｍｍ 重量：１２５ｇ（カタログスペック） 重量：１３６ｇ（ストラップ込みの実測値） |
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