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アルミボルトセット
自転車キャンプ旅ではどうしても荷物の量が多くなり自転車が重くなって峠を越えるのに苦労するようになる。そこでできる限り自転車は軽量化しておきたい。そんな時に小物パーツの交換で軽量化に役立つのがミノウラ製のアルミボルトセットだ。
アルミボルトセット
このアルミボルトセットは主にアルミニウムと亜鉛・マグネシウム・銅でできた超々ジュラルミンとも呼ばれる7000系合金を更に焼き入れして強度を上げ、アルミニウム合金の中で最高の強度を誇る素材で作られたボタンキャップボルトだ。これがM5×12mmが4個、M5×16mmが2個、M5×20mmが2個入ったセットで、M5×12mmに至っては1個わずか1.1gと超軽量だ。これでいて鉄と同等の強度を誇っているので驚きだ。
超々ジュラルミンは1936年に旧海軍航空廠の要請により住友金属工業が開発したアルミ合金で零戦の設計の際にも設計主務者であった堀越二郎技師がこの超々ジュラルミンを主翼主桁の材料として採用し、零戦の軽量化にも一役かった事でも知られ、現在においても航空機用などに広く使われている。
超々ジュラルミン製のアルミ合金ボルト
私の場合このミノウラのアルミボルトセットをボトルケージの取り付けはもちろんのこと、泥除けやキャリアの取り付けなど合計8個使用している。通常の六角ボルトを使用した場合2.9g×8本だから、合計14g軽量化したことになる。そしてこれだけではなく北海道自転車ツーリングにおいてはキャリア用に使っているボルトが重さに耐えきれずに破断した場合に備えて予備のボルトもパンク修理キットに入れて持参している。もちろん今までボルトが破断したことなど一度もないのだが1個1gなので持っていても邪魔にはならない。
素材:7000系合金(超々ジュラルミン)
サイズ:M5×12mm
重量:0.8g(カタログスペック)
重量:1.1g(1本の実測値)
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