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アミノバイタルウォーター
近年、スポーツの分野においてアミノ酸を運動前に摂取するとスタミナの持続に、運動後に摂取すると疲労改善に繋がることが判明してきた。人間の体は60〜70%が水分、20%がタンパク質などのアミノ酸でてきており、アミノ酸は原始の地球において誕生した生命の源とされ、生物に欠かすことのできない重要な有機化合物だ。そのアミノ酸を効率的に摂取できるようにしたのが味の素のアミノバイタルウォーターだ。
アミノバイタルウォーター
筋肉の組織はアクチンとミオシンというたんぱく質でできており、ハードなスポーツや長時間の運動を行なうと不足したエネルギー源を補うために、筋肉中のたんぱく質を分解しアミノ酸を消費する。したがって持久力を必要とする競技においては多くのアミノ酸が消費されるため、運動の前にアミノ酸を摂取することで筋肉の分解・損傷を押さえスタミナをより長く維持できるようになる。さらに運動の後にアミノ酸を摂取することで痛んだ筋肉がより早く回復させることができ、筋肉痛や疲労を軽減することができる。
袋に入っている
特にスポーツに必要な分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれるバリン、ロイシン、イソロイシンは体内で作ることができないため体外からの補給が欠かせない。アミノ酸はタンパク質の摂取で吸収することも可能だが、タンパク質⇒ペプチド⇒アミノ酸への消化分解が必要なため吸収には3〜4時間かかるのに対し、アミノバイタルはアミノ酸そのものを摂取するので消化分解が不要となり30分で吸収できる。
アミノ酸が3000mgも入っている
北海道自転車ツーリングを始めた当初はまだ若かったので毎日のツーリングでも疲れがたまることはほとんどなかったが、さすがに10年も経過すると疲れがたまるようになってきた。そこで2010年の北海道自転車ツーリングで知り合った山屋さんから腰痛に効くと勧められたアミノバイタルを試しに飲んでみた。正直言うとあまり効いているという実感はなくプラシーボや都市伝説程度にしか考えていないが、私が鈍感なだけできっと効いているに違いないと信じて飲むようにしている。
アミノバイタルにはいくつかの種類が存在するが、私が飲んでいるのはアミノバイタルウォーターだ。これは500ccの水に溶かして飲む粉末で、アミノ酸や汗で失われるミネラルを浸透圧を下げることで素早く体に吸収されるようにハイポトニックとなっている。これは一般的なスポーツドリンクのアイソトニックよりも腸での吸収が早く、一日中自転車を走らせ続けて汗で水分の不足した体には最適だ。
これを水1リットルに溶かして飲む
夏は北海道と言えども場所によっては30℃を越えることが多く、そんな日にフル装備の自転車で峠を越えようとすると大量の汗をかく。そのため暑い日には1日に3〜4リットルの水を飲むことになるが、単なる水をそれだけ飲むと体内の塩分濃度が薄くなって熱中症になってしまう。そのためにもアミノ酸だけでなくミネラルの豊富に入ったアミノ酸バイタルは効果的だ。
サイズ:101mm×128mm
重量:29.4g(一袋あたりのカタログスペック)
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