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クロスカントリー ウェットルブリカント60ml
北海道自転車ツーリングでは雨の日でも走るのでチェーンの油が切れてしまう。さらに北海道一周で海沿いを走り続けると海からの潮風を受けてチェーンが錆びてしまう。そのため1週間を越えるような長距離のツーリングにおいてはチェーン用の潤滑油は必須となる。
クロスカントリー ウェットルブリカント60ml
チェーン用の潤滑油には大きく分けて3種類に分類される。すなわちウエットタイプとドライタイプとワックスタイプだ。ウエットタイプは一般的な自転車用の潤滑油として知られており、100円ショップやホームセンターで売られている自転車用の油やクレ556等はすべてこのウエットタイプに属するだろう。ウエットタイプは粘性が高くて多少の雨では流れ落ちることがなく耐久性に優れる。
粘性が高く雨に強い
それに対してドライタイプはテフロンやセラミックの粒子を揮発油に混ぜたような感じで、油そのものではなくテフロンやセラミックの粒子が潤滑性を保っている。チェーンに塗布してもドロッとすることがなくサラサラしており汚れも付きにくい。その代わりに雨には弱く一度雨に濡らすと潤滑性はなくなると考えた方がよい。ワックスタイプはチェーンに塗布することでチェーンに潤滑性のあるワックスの被膜を作るが、雨だけでなく晴れた日でも耐久性は少ないので、あまり自転車キャンプ旅には向かないだろう。
小さな容器に入れ替えて使う
私が使用しているチェーン用の潤滑油はフィニッシュライン製のクロスカントリー ウェットルブリカントだ。これはウエットタイプのチェーン用潤滑剤でとても粘性が高く多少の雨程度では流れ落ちることがない。耐久性も高く長期間の使用にも耐えることのできる長距離のツーリング用としては優れた潤滑油だ。
その代償として粘性の高い油がチェーンにこびりつくので他の汚れを呼び寄せやすく、すぐにチェーンが真っ黒になってズボンの裾に付こうものならあっという間に落ちにくい油汚れが付いてしまう。チェーンに塗ったらできるだけ余分な油は拭き取るようにしよう。
試供品のルブの容器を使う
クロスカントリー ウェットルブリカントにはその容量に応じて3種類くらい存在する。ツーリングに持参する場合は一番小さい60mlのサイズを購入すれば間違いないが、1〜2週間程度のツーリングだとそれども多すぎる。可能な限り重量を減らしたいのであれば百円ショップで売っているような小分けの醤油入れに入れて必要量だけ持って行けば軽量化にも役立つだろう。
サイズ:Φ20mm×43mm
重量:6g
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