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DHGマクロ3 72mm
北海道を自転車で走っているとトンボやハチなどの昆虫を見かけたり、エゾガワラナデシコなどの美しい花を見かけることが多々ある。特に北海道は緯度が高いこともあり珍しい高山植物もよく見かける。こうしたものを写真に撮ろうとしてもコンパクトデジカメと違って一眼レフの標準ズームではあまり大きく撮影することはできない。
DHGマクロ3 72mm
普段の撮影旅行や室内での物撮りではマクロレンズを使用しているが、さすがに自転車キャンプ旅では交換レンズなど重くて持って行けない。そこでそんな時に私が使っているのはマルミ光機製のDHGマクロ3だ。これはレンズの前に取り付けるフィルターで、これをレンズの前に取り付けることによりマクロレンズほどではないが、少しばかり被写体に近づいて大きく撮影することができるようになる。
欠点としてはマクロレンズに比べるとコーティングもない1枚物のレンズなので解像度が劣る点。そして虫眼鏡のような凸レンズなのでフィルターとしては厚くて重い事が挙げられる。しかしマクロレンズを追加することに比べればはるかに軽いだろう。
フィルターとしてはかなり分厚い
このクローズアップレンズがあると風景写真だけでなく写真の幅が広がる。もともとマクロに強いコンパクトデジカメだったり花や昆虫を撮影しないのであれば無用の長物ではあるが、一眼レフに一般的な標準ズームを付けているだけなら何かと役に立つだろう。
サイズ:Φ75mm×11mm
重量:48g(実測値)
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