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LP−E6バッテリーパック
私の使用するキヤノン製のデジタル一眼レフカメラ、EOS 7Dで使うバッテリーがLP−E6バッテリーパックだ。キヤノンではこの中堅一眼レフカメラのバッテリーとしてはずっとBP−511Aが使われていたが、互換品のバッテリーが数多く出回るようになったことから2008年より通信機能を備えたLP−E6に切り替わった。
LP−E6バッテリーパック
LP−E6は本来、互換品バッテリーの締め出しを目的としてカメラ本体との通信機能を備えたが、その恩恵としてバッテリーの残量が1%単位でカメラに表示されたり劣化度の確認ができるようになった。それだけでなくバッテリーの容量も1390mAhから1800mAhに3割ほど増えた。
カメラとの通信機能を有する
自転車キャンプ旅では充電できる目処が立たないので撮影可能枚数は非常に重要だ。LP−E6をEOS 7Dに入れた場合、カタログスペックで800枚撮影可能だ。これはCIPA準拠の電池寿命測定法に基づいたもので、通常の自転車キャンプ旅の撮影ではあり得ないような2回に1回は内蔵ストロボをフル発光という項目があるので、実際には1000枚ほど撮影可能だ。これだけ撮影できれば予備のバッテリーを1本用意しておけば2週間くらいの自転車キャンプ旅であれば充電なしでも余裕で乗り切ることができる。
電源端子の他に通信用の端子がある
これがミラーレス一眼やコンパクトデジカメだとこれだけの撮影は望めない。例えばキヤノンのミレーレス一眼カメラEOS M2はLP−E12という875mAhのバッテリーを用いて撮影枚数は230枚、コンパクトデジカメのIXY 110FはNB−11Lという680mAhのバッテリーを用いて190枚といずれも撮影枚数は200枚程度で、充電しなければ3日と持たないだろう。
ケースへ入れる向きでバッテリーのありなしを判断できる
いずれにせよ消費電力の少ないデジタル一眼レフでも1週間を越える自転車キャンプ旅では予備のバッテリーが必要になる。純正バッテリーは高価だが充電できない環境下で自転車キャンプ旅をするのであれば予備のバッテリーくらいは用意しておこう。
空の場合はグレーの表示とする
サイズ:57mm×39mm×21mm
重量:80g(カタログスペック)
重量:77g(実測値)
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