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EW−78E
カメラのレンズ先端にはレンズフードを付けるべきだ。なぜならレンズに太陽光が当たるとレンズの内面や鏡胴で太陽光が反射してコントラストが低下するフレアや、レンズ内面で反射を繰り返しゴーストが発生してしまう。これらを防ぐためのアイテムがレンズフードだ。
EW−78E
私が使用するレンズフードはキヤノンのEW−78Eだ。これは私が使用する同じキヤノンのレンズEF−S15−85mm F3.5−5.6 IS USM専用のレンズフードだ。このレンズはフォーカシングでレンズ先端が回転しないので花形のレンズフードの取り付けが可能だ。
花形のレンズフード
このレンズフードは太陽光による影響を防止することから晴れの日に効果的である。私の場合、晴れの日にはほとんどPLフィルターを使っているが、このレンズフードを使うとPLフィルターの枠を横から触ることができなくなるためPLフィルターを回転させるのが難しくなる。レンズフードをいったん外してPLフィルターの角度を決めてから再びレンズフードを取り付けるか、あるいは無理矢理前側からPLフィルターを回すしかないが、ファインダーを見ながらレンズフード越しにPLフィルターを回すのは難しいのだ。
レンズに取り付けたところ
レンズフードは前後を逆さまにした状態でレンズに収納できるようになっているので体積の割にはコンパクトに収納できるのだが、カメラを取り出す度にレンズフードを逆さまにしてレンズに固定する必要があり、かつレンズフードを取り付けるとPLフィルターの操作が難しくなることから、普段は前後逆にしてレンズに取り付けたままにしておき、レンズ前玉に太陽光が当たる場合のみ取り付けるようにしている。
収納時はレンズに逆に取り付ける
レンズにレンズフードを付けた状態ではカメラバッグに入らないので一度使うと必ずレンズフードを元に戻さなければならないのが面倒なところだ。フレアやゴーストであればファインダーを見ていれば認識できるので、その場合はレンズフードなど使わなくても空いた左手でレンズ前玉を日陰にしてやれば解決するので最近は使用機会が減っている。しかし雨の日にはレンズ前玉に雨粒が当たるのを防ぐ目的もあるので愛用している。
実使用はこんな感じ
サイズ:Φ99mm×50mm
重量:31g
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