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GORE−TEX マリポサトレール Low
私が自転車キャンプ旅で使用するシューズはモンベル製のGORE−TEX マリポサトレール Lowだ。自転車用のシューズではなく私が普段履きしているウォーキング用のシューズだが足にとてもフィットしていて長時間の歩行やペダリングでもマメ等のトラブルが出ないことから北海道自転車ツーリングでも愛用している。
GORE−TEX マリポサトレール Low
このGORE−TEX マリポサトレール Lowはモンベルの中では軽装備でのハイキングやウォーキング用シューズとしてラインナップされており、タウン用と違ってアッパー裏面はゴアテックス、そしてアウトソールにはビブラムフェルランニングを採用している。そして最大の特徴は靴紐がなく、リールノブを回すと絞まりリールノブを押すと緩むという画期的なリールアジャストシステムを採用している。
自転車用の靴としてはSPDシューズを2003年から使うようになっていたが、それをこれまで自転車キャンプ旅に持っていくことはなかった。なぜなら自転車キャンプ旅は自転車に乗るだけでなくキャンプ生活においてもそれなりに歩くし、また私の北海道自転車ツーリングでは観光地巡りで歩くことが多いのだ。
内部のインソールは交換している
例えば神威岬や落石岬や涙岬、ゴロタ岬など岬の先端や東雲湖、豊似湖などの湖、そして桃台遊歩道やシラルトロ歩道などの遊歩道などは1〜5kmほど歩くことが多い。ほとんど歩くことが不可能なロード用SPDーSLのシューズと違ってマウンテン用のSPDシューズなのでまだ歩きやすいとはいえ、やはり自転車用のシューズでは歩きにくいので、これまではずっとウォーキング用のスニーカーでペダルにトークリップをつけて北海道を走っていた。
靴紐の代わりにリールアジャストシステムを採用している
自転車キャンプ旅においてはそれで特に問題はなかったのだが、2012年から靴をモンベルのハイキングシューズ「マリポサトレール」に履き変えて走るようになると、どうも靴の外回りが大きすぎてトークリップに入りきらずペダリングがおかしくなって足首が痛くなるという問題が発生した。そこで2014年からは自転車用のSPDシューズで自転車キャンプ旅に行こうかと考えて試験的に長距離のツーリングを試してみた。
私の普段使用しているSPDシューズはSH−M087SEだ。これはワイドタイプボリュームラストを用いていることもあり、つま先が窮屈ではなくとても履きやすい。また靴全体がメッシュ構造となっているので冬の寒い時にはシューズカバーが必要になるが、夏の暑い時には蒸れ防止になるだろう。しかし自転車用のシューズには欠点も多くソールやアッパーが固いのだ。これはペダリングの力をペダルにダイレクトに伝えるために必要なのだが、1日100km以上走ると靴底にクッション性がないので路面の振動がモロに足の裏に伝わって足が痺れてくるし、さらにアッパーが固くてマメができやすい。この靴を履いて自転車キャンプ旅をしたら足へのダメージが大きすぎると判断し、従来通りウォーキングシューズを履いて自転車キャンプ旅に行くことにした。
靴底は定番のビブラムソールだ
このマリポサトレールは靴紐が存在せず、その代わりにワイヤーとワイヤーを巻き取るリールノブで構成されたリールアジャストシステムを採用している。これはリールノブを押すだけでワイヤーが緩み、リールノブを回すだけで絞まるという画期的なシステムだ。これは使い勝手が良く、靴の脱ぎ履きも靴紐の調整もとても楽になった。しかもGORE−TEXなので多少水に濡れても染み込んでくることはない。雨が降っていればレインシューズカバーを装着するのでそれほど関係ないが、雨が降っていない時に水溜まりを走行すると前輪の巻き上げた飛沫が靴にかかり、SPDシューズでは防水ではないので靴の中まで濡れてしまう。その点マリポサトレールはGORE−TEXなのでその心配もなく安心してキャンプツーリングで使うことができる。
素材:ポリエステルメッシュ、人工皮革
サイズ:27.5
重量:400g(片足のカタログスペック)
重量:804g(実測値)
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