|
レインシューズカバー
雨の日に自転車を走らせる時はレインスーツが必要になる。雨の中を走る時間が30分くらいであればレインシューズカバーなどなくても問題ないが、1時間以上走るようになるとレインスーツを伝って下に落ちてきた雨水が靴の上部から入り込んでしまい、例え防水のゴアテックス製の靴を履いていても靴の中まで濡れてしまう。そんな時に使うのがレインシューズカバーだ。
左が旧、右が新のレインシューズカバー
2004年と2005年の北海道自転車ツーリングでオーストリッチ製のレインシューズカバーを持ってきていたが、これが予想以上に装着するのに手間がかかり、シューズカバーを付けるのが面倒で多少の雨ならシューズカバーを付けないまま走ってしまい、結局靴の中まで濡らしてしまうことが多かった。
さすがにオーストリッチ製のレインシューズカバーは付け外しが難しかったため、どのメーカーのものが一番簡単に付け外しできるかよく吟味して選ぶことにした。私が最初に目を付けたのはモンベルのレインシューズカバーだった。これはオーストリッチのよりは付け外しが楽そうだったが、踵の部分がファスナーとなっていて踵が左右に分離しない構造だったので装着しにくいだろうと考え断念。
ケースが付属する
次に考えたのはパールイズミのレインシューズカバーだった。これは踵の部分がベルクロで固定するようになっており踵が左右に完全に分離したことから装着は極めて簡単だった。私はこのパールイズミのレインシューズカバーがとても気に入ってしまい、2007年からずっと持参するようになった。
このレインシューズカバーは何より装着が容易で、雨が降り始めたらすぐに付けることができるのがありがたい。そして小さくパッキングできるので携帯性もよくまた重さも軽かった。
新は爪先底が補強されている
しかし北海道自転車ツーリングだけでなく普段の通勤でも雨の日にはこのレインシューズカバーを装着していたことから5年間ほどの使用でつま先の部分が破れてしまった。装着した状態でつま先の地面に当たる部分が補強されていなかったのでナイロンが破れてしまったのだ。
そこでレインシューズカバーを買い換えることにし、もちろん同じパールイズミ製のレインシューズカバーを購入した。しかし以前に購入したものからモデルチェンジされており以前のものに比べるとつま先の部分がゴムで補強されていた。きっと同じようなトラブルが続出したのだろう。
踵部分が全開するので装着しやすい
モデルチェンジ後のレインシューズカバーはつま先の部分が補強された分だけ重量が重く携帯性が悪くなった。個人的にはモデルチェンジ前のものがお気に入りだったが既に生産終了しておりもう入手はできなくなった。
私はレインシューズカバーにはこだわりがあり各社のレインシューズを色々と試してみたが、雨の日に履きやすい実用的なレインシューズカバーといえばこれしかないだけに長期のツーリングに出かけるのであればぜひとも購入しておきたいアイテムの1つだ。
サイズ:XL
重量:153g(専用ポーチ込みの実測値)
|
無断転載厳禁 コメント引用の場合は出典元URLを明記のこと アフリエイトのあるサイトへの転載・引用はすべて禁止致します
|