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和武器M
私が北海道自転車ツーリングで使用する箸はスノーピーク製の和武器だ。この和武器は中空ステンレスグリップの中に木製先端部を収納する2分割式の携帯お箸で1996年の発売以来、不動の人気を誇っている。お箸の先端部は竹素材を使うことで麺類でも滑らずにつかめたり、金属部分の完成度も非常に高く私はこの和武器を北海道自転車ツーリングの初回から使い続けていた。
和武器M
非常に使いやすいお箸ではあったが、この和武器には欠点があった。まずお箸のグリップ部の金属部分が円柱だったためお箸をコッヘルやテーブルの上に置くとすぐに転がって下に落ちてしまったのだ。さらにキャップも小さくて紛失しやすい問題があり、実際私も度重なる使用でキャップをなくしてしまっていた。
10号帆布のケースが付属する
ところが2009年に和武器はモデルチェンジし上記の欠点を改善した。すなわち転がりやすかったグリップ部の円柱形状は四角となって転がりにくくなった。さらになくしやすいキャップも別売りとして、なくしても使い続けることができるようにした。このモデルチェンジでますます使いやすさが改善される事となった。
ケースに収納したところ
この和武器には10号帆布の丈夫な収納ケースが付属する。お箸を収納するにはちょっと丈夫すぎるような気がしないでもないがアウトドアにはピッタリマッチする。さらにこのケースは少し大きめにできているのでチタン先割れスプーンショートと合わせて収納できるのもありがたい。
分解するとこんな感じになる
モデルチェンジによって欠点が改善された和武器ではあるが、現在の唯一の欠点は価格が高いことだろう。アウトドアでしか使わないお箸で3800円も払う価値があるかどうかだ。モンベルの野箸であれば半額近くの価格で販売されているが、使い勝手はいまいちだ。ロゴスのチタン携帯・My箸セットのように和武器の偽物まで販売されているくらいだからよほど完成度が高いと思われる。お金に余裕があるのなら買って損はしない商品だろう。
キャンプ場での使用風景
材質:グリップ/ステンレス、先端/竹、ケース/10号帆布
サイズ:8mm×8mm×205mm(使用時)
サイズ:8mm×8mm×113mm(収納時)
重量:26g(本体のみ)
重量:46g(ケース込み)
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