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ガイア
自転車でツーリングするならもしもの場合に自分の命を守るヘルメットはぜひとも被るべきだ。私は北海道自転車ツーリングの初回のみヘルメットを忘れてきたので着用しなかったが、それ以降はすべて着用して走っている。
ガイア
初期の頃、私が着用していたヘルメットはスペシャライズドのエアウエーブだった。このヘルメットはとりあえずロードの自転車に乗るのにヘルメットは必要だろうと試着もせずにネットの通販で一番大きいサイズのヘルメットを購入した。しかしいざ届いたものを被ってみると頭に入らなかった。どうもこのヘルメットは欧米人の頭に合わせた設計となっているようで、頭の前後は問題ないのだが左右のサイズが小さすぎて入らないのだ。仕方なくヘルメット内部の左右の発泡スチロールを削ってどうにか自分の頭に合わせて使っていた。
しかしエアウエーブも4年間の使用で古くなってきたので買い換えることにした。前回は試着せずに購入して痛い目に遭っていたので、今回はあらかじめネットで頭の大きい人の被ることのできるヘルメットを調べ、かつ実店舗に行ってちゃんと試着した上で購入。そうして私が選んだのがOGKカブト製のガイアだ。
エアーインテークが大きい
このヘルメットは日本のメーカーらしく日本人の頭に合わせた設計をしており、当時はこのヘルメットが被れない人はいないとまで言われるほど頭の大きい人御用達のヘルメットとして一世を風靡した。
それだけではない。このガイアはOGKカブトのヘルメットのグレードの中では上位に位置していたことから重量が圧倒的に軽く、バイザーなしで225gという被っていることを忘れさせるほど驚異的に軽かったのだ。またエアーインテーク(通気口)が大きく、真夏に被っても蒸れることがない。
私がヘルメットに求めるものとしてはバイザーがある。一般的にロードの自転車にはバイザーを付けないものだが、長期の自転車ツーリングにおいてはバイザーがあった方が日焼けを防止できるので私は必ずバイザーのあるヘルメットを選んでいる。もちろん私が購入したエアウエーブやガイアにもバイザーは付属している。
クラニウムロック−5でフィット感は高い
また私の場合、写真の現像をする関係でヘルメットの色は白色にしている。白色にしておけば撮影する写真にヘルメットを写し込んでおくだけでヘルメットの色が白色になるようにホワイトバランスを取ってやれば理想の色温度の写真に近づけることができる。
このヘルメットの欠点として、あまりにも通気口が大きいので、おでこの広い人にはおでこの地膚が通気口から見えてしまう事と、通気口から見えているおでこの部分だけ日焼けしてしまう事だ。他にもネットが付いていないので通気口から虫が飛び込んだり毛が飛び出るというのもある。
バイザーが付属する
このガイアを2007年から使い続けており、そろそろ内装もボロボロになってきたが、これだけ大きなサイズのヘルメットはなかなか見つからず、ボロボロのまま使い続けている。既にこのガイアも2010年に生産終了となりサービスパーツの入手も困難となってしまった。しかし2014年には横幅の広いヘルメットとしてガイアの後継機種ガイア−Rが発売された。頭の大きな人には必見のアイテムだ。
サイズ:XL/XXL(60〜64cm)
重量:270g(バイザー装着時のカタログスペック)
重量:255g(バイザー装着時の実測値)
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