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アンバウンドグローブ
私が北海道自転車ツーリングで使用するグローブはパールイズミのアンバウンドグローブだ。これはパールイズミの数多くのグローブの中で手の平のパッドを厚くしたロングツーリング用のグローブだ。
アンバウンドグローブXLホワイト
私の場合、自転車キャンプ旅でもかなりの前傾姿勢で自転車を走らせるので、頭や上体の重さの大部分を腕で受けることになり、手が痛くなりがちだ。そこでハンドルにはバーテープの下にゲルパッドなどを入れて地面からの震動を手に伝えないようにしているが、それでも不十分なのでグローブにGELパッドを採用したこのアンバウンドグローブを使っている。
私が過去に使っていたグローブはスペシャライズドのBGコンプグローブやCW−XのBIKE GLOVEなどいずれもパッドの厚いものばかりだが、これらはいずれも生産中止となり入手できなくなった。次にパールイズミのプレミアムグローブを使ったが、これはパッドが薄くて手が痛くなり長期のツーリングには合わなかった。
右からプレミアムグローブ、アンバウンドグローブの旧と新
そこで2011年からはパールイズミのアンバウンドグローブを使うようになった。私が購入したのはアンバウンドグローブの2010年モデルでパッドもしっかりしており北海道自転車ツーリングにおいても手が痛くなることはなかった。
しかしこのアンバウンドグローブにも欠点があった。それは手の甲のメッシュが粗すぎてグローブをしていても手の甲が日焼けしてしまう事だ。しかも手の甲にはネームプレートがあるので、そのネームプレートの部分だけ日焼けせず変な日焼けの跡が残ってしまう。これを防止するには手の甲に日焼け止めを塗ってグローブをはめるしかないがこれは正直言って面倒である。
アンバウンドグローブのGELパッド
このアンバウンドグローブを3年ほど使い、ボロボロになってきたことから再びアンバウンドグローブを購入した。これは最新の2013年モデルでこれまで使っていた2010年モデルとは少し違っていた。まず2010年モデルの欠点であった手の甲のメッシュの荒さが改善され手の甲が日焼けしにくくなった。手の平のパッドは厚みこそ厚くなったが面積が小さくなった。
新しいアンバウンドグローブの欠点としてサイズが従来よりも一回り小さくなり、装着するのはまだマシだが、グローブを脱ぐのがとても大変になった。手にピッタリ密着しすぎていてグローブを脱ぐのが面倒なのだ。朝出発する時に一度グローブをはめたら夕方キャンプ場に着くまでグローブを脱がないのであれば問題は少ないが、コンビニで買い物する度に頻繁にグローブを外すような人には向かないかもしれない。
左が新、右が旧のパッド
いずれにせよ長期の自転車ツーリングにおいてグローブなしでは手が痛くなるし転倒した際のケガ防止の意味でもグローブは必ず装着した方がよい。レースをするなら薄手の方がお勧めだが長時間自転車に乗る自転車キャンプ旅では厚めのパッドを備えたグローブがお勧めだ。
サイズ:XL
重量:36g(実測値)
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