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SRF−R431
私が自転車キャンプ旅で持参するラジオはソニー製のSRF−R431だ。このラジオはチューニングがデジタル式でイヤホンが巻き取り式の携帯型FM/AMラジオだ。
SRF−R431
これまでの北海道自転車ツーリングでは天気予報はすべて日本気象協会の携帯サイト「北の天気」から情報入手していた。これは北海道の各地域ごとの今日明日の天気だけでなく1週間先の天気まで表示してくれるので、天気が当たる当たらないはともかくとても重宝していた。しかしこれにも欠点はある。あくまで表示するのは晴れや雨などの天気のみで、それがシトシト雨なのか台風による豪雨なのかまではわからず、台風が間近まで接近してから台風が来ていることに気付くことが多々あった。
こういった天気の概況はテレビやラジオから入手するのが早いので、2008年からはワンセグを見る事のできる携帯電話に買い換えた。しかしこれも完璧ではなかった。なぜなら北海道はワンセグを見る事のできる場所が限られており、特に道北は壊滅で、ほとんどワンセグを見る事ができず、ゆえに天気予報も見る事ができなかった。そこで2013年から携帯ラジオを導入した
小型軽量のポケットラジオ
私が購入したのはソニー製のSRF−R431というFM/AMラジオだ。このラジオはポケットサイズでありながらわずか単四電池1本でAMがスピーカー使用時で19時間、ヘッドホン使用時で52時間も聞けてしまうという低消費電力だ。これは充電のできない自転車キャンプ旅には最適だ。
またヘッドホン巻き取り式とあって使い勝手が良い。ワンセグと違ってラジオであればどこででも聞けるし、天気予報も携帯のiモードサイトとは大違いで雨に備えた対処が可能になった。天気概況だけでなく注意報や警報まで情報を入手できるようになったのがありがたい。
単四電池1本で52時間使用可能だ
北海道自転車ツーリングでラジオを持っていくなら地域ごとの放送局の周波数をあらかじめ調べておいた方が良い。このSRF−R431にもスーパーエリアコール選局というプリセットボタンで地域に応じた放送局を選局できるようになっているが、北海道は広いので札幌ならともかく地方ではほとんど役に立たない。そこで「ラジオ 周波数 北海道」でGoogle等で検索すれば各地域ごとの中継局の周波数が調べられるので、あらかじめ調べてツーリングマップルにでもメモしておくことをお勧めする。
ラジオは天気予報を聞くだけではない。シーズン中の賑やかなキャンプ場であればラジオなどなくても気にならないが、人気のないキャンプ場になるとキャンプ場にたった一人で宿泊ということも珍しいことではない。周りに人家のない寂れた場所で一人でテント泊となるとやはり寂しく感じるのでそんな時はラジオを付けておくと寂しくなくなり心強く感じることができる。
ヘッドホンが巻き取り式となっている
キャンプ生活では基本的にはラジオで情報を入手する。普段見ているテレビも見たいこともあるが携帯電話のワンセグはバッテリーの消耗が激しいので頻繁に見ることはできない。そこでテレビの音声を聞くことのできる携帯ラジオがあればワンセグの電波が入る限り普段見ているテレビも音声だけは聞くことができる。最近はこうした携帯ラジオも見かけるようになってきたが、まだまだバッテリーの消費量が激しいので導入には至っていないが、低消費電力のこうしたワンセグの音声対応の携帯ラジオが発売されれば導入していくだろう。
電源:単四電池×1本
使用時間:FM受信時14時間(ヘッドホン使用時29時間)
AM受信時19時間(ヘッドホン使用時52時間)
サイズ:91mm×55mm×14mm
重量:71g(電池含むカタログスペック)
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