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SMTメッシュインナーパンツ
私が自転車キャンプ旅で使用するサイクリング用のパンツがパールイズミのSMTメッシュインナーパンツだ。これは自転車用ではなく通常のズボンを履いてもお尻が痛くならないようにインナーパンツに自転車用のパッドを付けたパンツだ。
SMTメッシュインナーパンツ
私の場合、これまでの度重なるツーリングのためお尻ができあがってしまったのと、自転車キャンプツーリングでありながらハンドル落差を大きくとった前傾姿勢で走るのでツーリングの途中でお尻が痛くなると言うことがほとんどない。そこで北海道自転車ツーリングの初期の頃は自転車用のパッドは一切付けずにサドルのクッションだけで走っていた。
しかし2005年の北海道自転車ツーリングの時、お尻や股間がサドルと擦れてダメージを受けたので、2006年の北海道自転車ツーリングでは何とかしようと考え、自転車キャンプ旅でレーサーパンツは履きたくなかったので、通常の長ズボンが履けるようにパールイズミのSMTメッシュインナーパンツを試験的に1着だけ持って行く事にした。これが予想外に良かったので2007年の北海道自転車ツーリングからは2枚体制で持参するようになった。
SMTメッシュインナーパンツ
このパンツは同じパールイズミのメッシュインナーパンツがパッド素材にただのスポンジを使っているのに対し、このSMTメッシュインナーパンツは縫い目が当たらずスレを押さえるシームレスモールドテクノロジーに不快なベトつきを軽減する吸汗速乾素材を用い、厚さ8mmのパッドなど値段が高いだけあってそれなりの作りになっている。
このSMTメッシュインナーパンツの欠点はパッドがクリーム色をしておりかなり目立ちやすいことが挙げられる。自転車で走っているときはパッドの色など関係ないが、その格好のまま温泉に行くと脱衣場で裸になるときにパンツを脱ぐとあまりにもパッドが目立つのだ。自転車に詳しい人ならすぐにパッド付きのパンツだということがわかるが、知らない人が見たら尿漏れのオムツでも履いているのかと思われそうで困る。
SMTパッドが付く
他にもパッド付きのインナーパンツとして値段が高いことが挙げられる。似たようなパンツとしてはウィザードからもメッシュインナーパンツが半額近くで発売されており、しかもパッドはウィザードの方がしっかりしているとの評判で私は使ったことはないがこちらの方がお勧めかもしれない。
インナーパンツはお尻が完全にツーリング仕様になっていてパッドなど必要ないという人やクッション性の高いサドルを使用している人には不要だが、長時間ペダリングしているとお尻が痛くなる人や私のようにクッション性のないレース用の堅いサドルを愛用している人にはお勧めすべきアイテムだ。
パールイズミのプリントが入る
ちなみに長時間のペダリングでお尻が痛くなる人は上半身の重量をお尻だけで支えている可能性が高い。そこでハンドルを下げることで今よりももっと前傾姿勢になると上半身の重量をお尻だけでなく手でも支えるようになるのでお尻の痛さが改善できる可能性が高い。その代わりに前傾姿勢になると普段使わない首の筋肉を使うので首や肩が痛くなったり、体重を支える手が痛くなったりするのでそのあたりはバランスをとりながらハンドルの高さを決めるとよいだろう。
素材:ナイロン80%、ポリエステル11%、ポリウレタン9%
サイズ:M
重量:97g(実測値)
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