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日清ラ王 塩 5食パック
北海道自転車ツーリングにおいて持参するインスタントラーメンには相当なこだわりがある。私は2003年と2004年の北海道自転車ツーリングでは朝食用のラーメンに明星チャルメラを持ってきていた。明星チャルメラを選んだ理由はこのインスタントラーメンは丸型なので割らなくてもコッヘルにそのまますっぽりと入ってしまうのだ。これはキャンプには都合がよく、それを理由に北海道自転車ツーリングでは明星チャルメラばかりを指名買いしていた。
日清ラ王 塩 5食パック
ところが2004年11月に明星チャルメラはリニューアルし丸型が他社と同様に角形に変わってしまった。これでは明星チャルメラを選ぶ理由がなくなってしまったので、それ以降の北海道自転車ツーリングではサッポロ一番やエースコックのワンタン麺など毎年ころころと変えていた。しかしラーメンをコッヘルに入れる時にラーメンを割らなければならないという問題は解決する事がなかった。
自転車キャンプ旅における朝食の王様だ
ところが2011年11月に発売されたマルちゃん正麺は「生麺うまいまま製法」という従来のインスタントラーメンとは異なる生の麺に近い味となめらかさコシのある食感により爆発的ブームとなった。私もブームに乗ろうとマルちゃん正麺を購入して食べてみたが、その味のおいしさよりも驚いたのが麺が丸型だった事だ。これなら再び麺を割る事なくコッヘルで炊く事ができ、かつ生の麺に近いおいしい味をキャンプ場でも食べる事ができると、価格は一般的なインスタントラーメンよりも2倍近く高いにもかかわらず2013年に朝食用として持参した。
これがなかなかおいしい
ところがこのマルちゃん正麺にも問題点があった。それは私が持って行ったマルちゃん正麺は豚骨だったので麺は細くて割れやすく、自転車キャンプ旅で袋麺をずっとサイドバッグに入れて運んでいるとその振動と衝撃で麺が粉々に割れてしまうのだ。この問題は実際に使ってみるまで気付かなかった。2013年はいつもよりも北海道自転車ツーリングの期間が長かったため持参したラーメンは途中ですべて食べ尽くしてしまい、自転車キャンプ旅の途中で日清のラ王を追加で購入した。するとラ王も麺が丸形であり、かつ塩味だったことから麺が太くて多少の振動衝撃では麺が割れることもなかった。私はこれぞ自転車キャンプ旅に最適のラーメンだと確信した。
麺が丸型だ
帰宅後も次回の自転車キャンプ旅に備えてマルちゃん正麺やラ王、究麺、麺の力などを色々と取りそろえ、どれが一番おいしいく、かつ自転車キャンプ旅に適しているかを調べてみた。その結果、豚骨はどのメーカーも麺が細くて割れやすく自転車で運ぶには適さなかった。塩味が一番麺も太くて良かったが正麺はどれもラーメンを焚いた茹で汁がドロッとしてしまい、茹で汁とスープを分けて作るなら正麺が一番おいしいのだが、キャンプ場でそんな面倒なことはできないので、茹で汁をスープ代わりにするのであればラ王の塩味が一番おいしいという結論に達してしまい、以降ラ王の塩味を持参するようになった。
割らずにコッヘルにそのまま入る
インスタントラーメンは手軽に作ることができるので自転車キャンプ旅の朝食にはいいのだが、重さと何より体積が大きく5食パックを購入するとそれだけでサイドバッグのかなりのエリアを取ることになる。パニアバッグ特大あたりの大きなバッグであれば入るが、小さなバッグだと5食パックだけで容量の多くを占めてしまい残りのアイテムが入らなくなる問題が出るだろう。軽量化や容量削減のためには朝食を別の食材に変更した方がいいかもしれない。
コッヘルでラーメンを作る
サイズ:110mm×110mm×150mm
重量:84g(一袋あたり)
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