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SWANS LION−P 偏光レンズ
北海道自転車ツーリングの初期の頃には眼鏡をかけていたのでサングラスは必要としなかったが、2008年から眼鏡を必要としなくなったので2008年の1年間だけ野球帽のつばに取り付けるタイプのサングラスをヘルメットのバイザーに取り付けて使用していた。これはサングラスをかける必要がなく楽だったが、道路からの照り返しの紫外線を防ぐことができなかったりホコリを防ぐことができなかった。
SWANS LION−P 偏光レンズ
またドライアイ対策のためにサングラスをいくつも買って試していたが、その中で出会ったサングラスが山本光学製のSWANS CYNIUM−RPだった。これはドライアイには効果がほとんどなかったが夏の間なら快適に使用できるサングラスで特徴は何といっても偏光サングラスなので景色がきれいに見えることだ。レンズに貼られた偏光板が眩しい反射光をカットし青空を暗く落とすことで特に遠くに霞んで見えるような景色や雲がくっきりはっきり見えるのが嬉しい。それに可視光透過率が40%と比較的高いので、トンネルの中でもサングラスを外さなくても走れる。そしてさすが世界の山本光学だけあってフィット感がなかなかよいのだ。
左は調光レンズのサングラス
日頃の自転車通勤で使っているうちに気に入ってしまい2009年から北海道自転車ツーリングでも導入した。翌年の2010年の北海道自転車ツーリングの途中に紛失し帰宅後に同じものを買い直したが、2013年の北海道自転車ツーリングでも再び壊してしまい、その時には既に販売終了となっており入手する事はできなかった。
このSWANS CYNIUM−RPがかなり自分に合っていたので、次に購入するのも山本光学にしようとSWANSで自転車用のサングラスを探したところLIONシリーズが候補に挙がった。当初は調光レンズを試してみようとLION−Bphシリーズを購入した。これは調光サングラスという紫外線量に応じて可視光線透過率が84%から13%まで自動的に変化してくれるというありがたい機能があるサングラスだ。
偏光レンズと調光レンズ
しかしこれは少し問題があった。それは調光レンズは太陽の直射日光に当たらないと暗くならないのだが、私はヘルメットにバイザーを付けて走るので晴天でもサングラスに直射日光が当たらないのだ。よって晴天の眩しい景色の中でも調光レンズは透明のままで光を遮ってくれずいつまでも眩しいままだった。
そこで調光レンズはあきらめて再び偏光レンズのLION−Pシリーズを購入。この偏光レンズは可視光透過率が27%と低いので晴天でも眩しくなく、自分の顔にもよくフィットした。ただしサングラスのツルの部分は細くて柔軟性のあったCYNIUMに比べてごつくなったのでそれは問題点の1つだ。
SWANSのネームプレート
このLIONシリーズの最大の特徴はフレームとレンズとロゴパーツが自由に交換できるので自分にお気に入りのカラーコーディネートすることができるのだ。私はLION−Bphを買った時はメタリックブルーのフレームに黄色のロゴパーツだけ後で購入して取り付けた。その後購入したLION−Pに至っては当時偏光レンズとチタンレッドとの組み合わせが存在しなかったためレンズとフレームとロゴパーツを別々に購入したほどだ。
これは後で知った話だが、山本光学の直営店にはイヤーソックも保守用パーツとして販売されており、このイヤーソックもカラーが色々とあるので、フレームとロゴパーツとイヤーソックのそれぞれの色を取り替えてカラーコーディネートを楽しめるようになっている。
ネームプレートの色は選べる
このLIONシリーズの欠点はイヤーソックが抜けやすい事だ。通常の状態では引っ張ったくらいでは抜ける事はない。しかし自転車のような汗をかくスポーツだとゴム製のイヤーソックが汗を吸って膨張し、簡単に抜けるようになるのだ。私はこれでイヤーソックをいくつがなくしてしまった。これだけ紛失しやすいのであればロゴパーツのように別売してくれればいいのにと思ってしまうのだが、残念な事にイヤーソックは山本光学の直営店に行かないと売っていない。汗をかいてももう少し抜けにくくしてくれるとありがたいのですが。
北海道自転車ツーリングでは写真撮影という日頃自転車を走らせている時には行わない作業が加わる。このサングラスも偏光サングラスなので、サングラスをしたままファインダーを覗くと、ファインダーがかなり乱れて見える為、写真撮影を行うには結局サングラスを外す必要がある。しかしそれを除けば3シーズンで使用できる快適なサングラスだ。これをかけることで目にホコリや虫が入って来ないし紫外線防止のためにもサングラスは必須だ。
サイズ:147mm×44mm
重量:30g(カタログスペック)
重量:31g(実測値)
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