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MDM−H205SW
私の場合、普段は音楽など車を運転するときくらいしか聴かないので自転車キャンプ旅に携帯音楽プレーヤーなど必要ないのだが、キャンプ生活を続けていると時々キャンプ場を安くで朝までバカ騒ぎできる場所と勘違いした集団に遭遇することがある。そうした集団が近くに来ても安眠できるように携帯音楽プレーヤーとヘッドホンを毎回持参している。
MDM−H205SW
私が使用する携帯音楽プレーヤーはアイオーデータ製のMDM−H205SWだ。2002年の発売なのでずいぶん昔の製品になる。今だったらスマートフォンやiPOD、ウォークマンなどで音楽を聴くのが一般的だが、自転車キャンプ旅では電源の問題を切り離して考えることはできない。
今となってはずいぶん古い製品だ
スマートフォンで音楽を聴くと電池を無駄に消耗するのでお勧めしないのだが、iPOD、ウォークマンも電池の持ちはいい。しかしいずれも充電式の専用電池を使っているので電池が切れたら充電しなければならない。充電できる環境にあればよいが、自転車キャンプ旅では充電も難しい。またこの程度の充電であれば市販のアルカリ電池を買ってきて充電すればよいと考えてしまうが、乾電池から充電するのはDC/DCの変換効率等を考えると無駄が多い。それなら乾電池で充電するのでなく乾電池で動作する製品を選ぶ方が効率的だ。
単四電池1本とマルチメディアカードで動作する
そこで私が選んだのがアイオーデータ製のMDM−H205SWだ。これは単四電地1本で何と20時間も再生できるという優れもので、当時としては記録的に低消費電力であるだけでなく、私はいまだに乾電池駆動でこの記録を破る携帯音楽プレーヤーを見たことがない。それほどまでに低消費電力なのだ。
巻き取り式のヘッドホンを接続したところ
しかもサイズはマッチ箱を少し太らせたくらいしかなくて小型で、かつボタンと機能の組み合わせを自由にカスタマイズできるなど、なかなか基本を押さえた作りになっている。欠点は容量が少ない割には値段が高い事と、音楽データの転送に専用ソフトが必要な事くらいだろう。
発売された当時は結構人気の高い商品だったが、既に10年以上前の商品なのでもう使っている人も少ないだろう。ただ携帯ラジオを持っていくようになってからは出番がめっきりと減ってしまった為、そのうちに持っていかなくなるような気がする。
電源:単四電池1本
再生可能時間:20時間
容量:128MBのマルチメディアカード付属
サイズ:61mm×47mm×19mm
重量:34g(本体のみのカタログスペック)
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