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釧路阿寒自転車道
釧路市街から阿寒市街までの24.4kmを結ぶ自転車道が道道835号釧路阿寒自転車道、通称「湿原の夢ロード」だ。元々この場所には雄別炭山で産出される石炭を釧路まで運ぶための雄別鉄道が走っていたが、1970年の雄別炭礦の倒産に伴い雄別鉄道も廃線となってしまった。この廃線跡を利用して1978年に国土交通省の大規模自転車道として完成したのが釧路阿寒自転車道だ。釧路側から出発すると最初のうちは釧路市街の川沿いの住宅街を走る自転車道に過ぎないが、やがて住宅街を抜けて郊外に出ると釧路湿原の脇を、そして釧路湿原の中を走るようになり、とても景色がよくなる。阿寒町に近づくと森の中を走るようになり、やがて自転車道は終点となる。途中には約5kmおきにトイレと休憩場所も完備されており、山花公園にはキャンプ場やレッサーパンダで有名な釧路動物園もある。自転車道としてはオホーツクサイクリングロードと並んでお勧めする自転車道だ。ただし釧路側のスタート地点はとてもわかりにくい場所にあるのと、スタートした直後は住宅街の中を走るので散歩する地元の歩行者が多いので注意が必要だ。
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どこまでも続く釧路阿寒自転車道
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釧路阿寒自転車道は湿原の中を走る
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