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サルボ展望台
JR釧網本線塘路駅から国道391号線を北に1kmほど走ったところにサルボ展望台への入り口がある。国道沿いの駐車場に自転車を止め急な階段を一気に登り、そこからさらに190mほどミズナラ、ハルニレの林のアップダウンのある山道を歩くとサルボ展望台がある。サルボ展望台のサルボとはアイヌ語でサル(葦原、湿原)、ボ(子)、つまり小さい葦原という意味。ここからは釧路湿原だけでなく、左側には塘路湖、右側にはマクントー、エオルト沼、ポントーなどの湖沼が一望できるほか、塘路湖とエオルト沼に挟まれた細い隙間の上の釧網本線を走るノロッコ号やSL冬の湿原号を撮影する事ができ、鉄道マニアの写真撮影場所のメッカとなっている。線路の真北にあるので朝早いうちは順光だがそれ以降は逆光となる。ただし木が邪魔をして視界は少し狭い。サルボ展望台へ向かう途中にはチャシ跡と呼ばれるアイヌの砦の跡がある。サルボ展望台は日出染業株式会社の私有地にあり御厚意で使用させてもらっているので感謝して利用しよう。
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サルボ展望台から見た釧路湿原のパノラマ
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サルボ展望台からの景色
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サルボ展望台
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