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達古武沼
釧路の町の北側にある周囲5kmほど、面積1平方kmちょっとの小さな沼が達古武沼だ。アイヌ語で盛り上がった形の丘を意味する「タプコプ」から達古武沼と名付けられた。達古武沼には周囲を取り囲むように遊歩道が整備されており、のんびりと自然散策しながら遊歩道を歩く事ができる。沼の北側にある達古武沼オートキャンプ場から西側に向かっても遊歩道が続き、その先には釧路湿原を見渡す事のできる夢ヶ丘展望台がある。かつて夢ヶ丘展望台は釧網本線を走るSLノロッコ号の撮影場所として有名だったが、残念な事にここに向かう遊歩道は2004年の台風以来、通行止めとなっており今では行く事ができない。その代わりに撮り鉄の間には新夢ヶ丘展望台という秘境の穴場スポットもある。こちらも鉄道だけでなく釧路湿原が一望できる眺めの良さなのだが、釧網本線の線路上を2.5kmも歩いた上に、標高89mまで登山が待っているので訪れるにはハードルが高い。お勧めは細岡駅から沼の南側に続く遊歩道で、ここは自転車でも走れるほど整備されている。達古武沼はホタルの生息でも知られており、達古武沼オートキャンプ場では毎年8月初旬に達古武ホタル観察会も行われている他、レンタサイクルやカヌー体験などもある。
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達古武沼のパノラマ写真
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達古武沼オートキャンプ場
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達古武沼
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