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塘路湖エコミュージアムセンターあるこっと
釧路の町から国道391号線を25kmほど走った所に塘路湖がある。この塘路湖の南西の湖岸にあるのが塘路湖エコミュージアムセンターあるこっとだ。この施設は釧路湿原を訪れる観光客に釧路湿原の事をもっとよく知ってもらうために1997年に建設された施設だ。館内には中央にヨシ原やハンノキの木立が再現され釧路湿原をイメージしているだけでなく、釧路湿原を再現したジオラマや、湿原に生息する動植物を紹介したパネル、そして釧路湿原の自然を紹介した「湿原の詩」や、水がテーマの「不毛の大地、水の大地」の映像もマルチビジョンで視聴可能だ。釧路湿原に多数存在するやちまなこややちぼうずをパネル展示で紹介する施設は多いが、そのリアルな断面模型を用意しているのはここだけだろう。無料の割にはしっかりした展示内容の施設なので釧路湿原に来たらまずここで湿原の情報を入手するのがいいだろう。周囲には標茶町郷土館があり剥製や昆虫標本が多数展示されている。またあるこっとの隣には塘路元村キャンプ場が広がり、ミズナラの林の中に続く遊歩道を散策する事もできる。
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あるこっとの外観
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あるこっとの内部
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やちまなことやちぼうずの断面の模型
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標茶町郷土館
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