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オトンルイ風力発電所
何もない広大なサロベツ原野に突如として浮かぶ巨大な風力発電機群、それがオトンルイ風力発電所だ。オトンルイとはアイヌ語で「浜にある道」を意味する。2001年に建設され一万世帯の電力を供給するこの風力発電所は、全高99mもある巨大な風力発電機が3.1kmの長さに渡って道道106号線に沿って一直線に28基も並ぶ。自転車で走ると端から端まで走るだけでも大変だ。近くから見るとその姿は圧巻で、まるで巨人の国に来たような錯覚にとらわれる。その巨大さやインパクトから今やサロベツ原野を代表するポイントともなっている。あまりに巨大な為、近付きすぎるとカメラに納めるのも難しくなるので、ある程度離れた場所から撮影した方がいいだろう。風力発電所の途中の道道106号線沿いにはサロベツ原野駐車公園があり、巨大な風力発電機を眺めながら休憩することもできる。ここ幌延町のキャッチフレーズは「北緯45度の風が吹く町」となっており、地域資源とエネルギーに積極的に取り組み、安定した風に恵まれた立地条件を生かして風力発電に取り組んでいるとの事だ。
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風力発電機が28基も並ぶ姿は壮観
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風力発電機は遠くからでもよく見える
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