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北緯45度モニュメント
オトンルイ風力発電所から道道106号線を少し北に走ると、何もない原野の真ん中にちょっとした駐車スペースとNの形をした金属製の物体が見えてくる。この場所はちょうど道道106号線が北緯45度の緯度線を横切る場所にあり、それを記念して建てられたのが北を意味するN字の形をした金属製の北緯45度モニュメントだ。モニュメントの向こうには日本海と利尻山が広がっており、記念撮影するにはぴったりだ。道の反対側には「北半球ど真ん中」と書かれたキタキツネのかわいらしい看板もある。北緯45度を記念した標識は他にも国道238号線と国道275号線、道道121号線にもあるが、この道道106号線沿いにあるN字のモニュメントが一番立派だ。ぜひともここで利尻山をバックにN字のポーズをして写真に映りたいところだ。ここも夕陽の名所で、初夏にはN字のモニュメントと利尻山越しに沈む夕陽を見ることができる。近くにはトンネル状のパーキングシェルターがありシェルター内にはトイレもある。なおこの北緯45度モニュメントは日本測地系で北緯45度となっており、2002年に測量の基準が日本測地系から世界測地系に改正されたことから、現在市販されている一般的なGPSでは北緯45度ピッタリにはならない。
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N字のモニュメントが建つ
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夕焼けに浮かぶモニュメント
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ここからも利尻富士がよく見える
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北半球ど真ん中のキタキツネ
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