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兜沼公園
豊富町の北の端、サロベツ原野の北の端にある周囲3.5km、面積1.45平方kmの比較的大きな沼が兜沼だ。かつてはアイヌ語で釣りする葦原の沼という意味のペライサルトーと呼ばれていたが、今ではその姿がかぶとに似ていることから兜沼と呼ばれるようになった。晴れていれば湖畔から兜沼と利尻山を一緒に眺める事ができ、その姿は絵になる。この兜沼には東岸に兜沼公園と兜沼公園キャンプ場、そして兜沼オートキャンプ場があり周辺一帯も比較的整備されている。また兜沼を周回する形で一周7.5kmの兜沼一周サイクリングコースがあるが、残念な事にこのサイクリングコースから兜沼はあまり見えない。公園内にあるキャンプ場は兜沼の湖岸にはテントを張れないものの、林間にある広いサイトで比較的整備されており、シーズンになると多くのキャンパーが訪れる。この兜沼公園はJR兜沼駅のすぐ裏にあり、駅のホームから兜沼が見えるにもかかわらず、道がないので2km近く大回りする事になる。この兜沼は水鳥の飛来地としても知られている。
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兜沼のパノラマ
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兜沼公園
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兜沼と対岸に広がる牧草地
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