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パンケ沼園地
国道40号線沿いの宗谷本線下沼駅から西に2kmほど、途中500mほどダートを走るとパンケ沼園地に到着する。パンケ沼は面積3.47平方km、周囲8kmのサロベツ原野で最も大きな沼で、パンケとはアイヌ語で下のという意味から付けられた。突き当たりには沼に突き出た木橋がありパンケ沼を見渡すことができる。天気がよければパンケ沼越しに利尻山を見ることができ、絶好の眺望場所となる。周囲には全長390mの北コース、全長150mの南コースのパンケ沼畔自然探勝路の木道が整備されており北コースには立見台がある。さらに木道を南に3kmほど歩くと幌延ビジターセンターまで行くこともできる。パンケ沼の水は赤く見えるが、これは泥炭に含まれる鉄分が水に溶け出し塩分により酸化した色だと言われる。標識もないことからほとんど誰も訪れることのない場所ではあるが、パンケ沼の手前にはトイレや水場、東屋、野鳥観察舎まで備わった公園もあり、こんな静かな場所でのんびりするのもよいだろう。パンケ沼園地がパンケ沼の東側にあることから、パンケ沼越しに見える利尻山をバックに夕陽を見ることもできる。
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パンケ沼園地の全景
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パンケ沼の木橋
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夕陽の沈むパンケ沼
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パンケ沼周囲には木道が続く
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パンケ沼から見た利尻山
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周囲に明かりがないので満天の星が見える
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