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幌延ビジターセンター
道道106号線と国道40号線を結ぶ道道972号線を走ると、サバンナのようなサロベツ原野のちょうど中間付近に巨大なタワーが見えてくる。これが幌別ビジターセンターだ。観光客の利用のための案内・情報提供と自然の解説を目的として2002年に建設された。タワーの向かいにあるサロベツ原野博物館の1階では湿原の仕組みや野鳥の生態などについてパネル展示・スライド等を用いて紹介している。2階は展望室となっておりガラス貼りの室内からは長沼を見渡せるほか、無料の望遠鏡も用意され野鳥観察もできる。そして施設からは長沼、小沼、パンケ沼にかけて木道でできた自然探勝路が3kmほど続き、途中のデッキにあるネイチャーラベルで学習しつつ野鳥や植物などを野外で実際に観察することによって、より深く自然と触れ合うことができるようになっている。そして一番の見所はサロベツ原野博物館の道を挟んだ向かいにある立派な鉄骨製の高さ25mの展望台からの眺めだ。約90段の階段を登った先にある展望台からはサロベツ原野が一望できるだけでなく、オトンルイ風力発電所や利尻山まで見え、サロベツ原野でもっとも眺めの良い場所ではないかと思えるほどだ。せっかくサロベツ原野に来たのに道道106号線しか走らないのではもったいないので、ぜひともこうした展望台にも足を運んでもらいたい。
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幌別ビジターセンター展望台からのサロベツ原野のパノラマ写真
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幌別ビジターセンター展望台
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幌別ビジターセンターの建物
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幌別ビジターセンター内部
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展望台から見る利尻山
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長沼の周囲に木道が続く
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夜は満天の星が広がる
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