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羨古丹駐車公園
浜中の町から東に6kmほど、道道142号線沿いの坂の途中の高台の上にある小さな駐車場が羨古丹駐車公園だ。標高30m程度の高台の上からは正面に浜中湾と太平洋、左側には太平洋に落ち込む崖、そして右側には霧多布に向かって延々と続く砂浜とその先に霧多布岬が一望できなかなかの展望場所となっている。トイレも東屋もない駐車場だけの小さなパーキングだが眺めはそこそこよいので、北太平洋シーサイドラインを走る時のちょっとした休憩場所としては最適だろう。この駐車公園からは海岸まで降りることもできる道もある。なおウラヤコタンとはアイヌ語で簗網の部落を意味している。このウラヤコタンは1831年にオーストラリアの捕鯨船、レディロウエナ号から乗組員が上陸し日本側の守備兵と交戦、民家や小屋を焼き払い2週間ほど銃撃を繰り返した末、突如退去した場所でもある。ここはウラヤコタン異国船上陸の地として史跡になっており羨古丹駐車公園にはその説明文の書かれた標識もある。
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羨古丹駐車公園からの景色
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羨古丹駐車公園の全景
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