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琵琶瀬展望台
霧多布の町から道道123号線を南西に7kmほど走ったところの標高70m程度の小高い丘の上にある展望台が琵琶瀬展望台だ。高さはないが木製の立派な展望台からは北側には霧多布湿原の中を琵琶瀬川が蛇行する大パノラマが広がり、右側には湿原に隣接して浜中の町並みが見える。さらに反対の南側には荒々しい太平洋とその中にたたずむ窓岩を見渡す事ができる。この窓岩はかつて二つの窓があったが、1993年の釧路沖地震で崩れてしまい、今では見ることができなくなってしまった。この展望台からの眺めは浜中観光十景にも選ばれており、北側と南側でまったく異なる景観が360度パノラマで眺めることができ霧多布湿原の一番の展望ポイントとも言えるだろう。周囲にはトイレの他、物産展ふじやこんぶ娘の工房、レストラン湿原ユートピアもあり観光バスが来るなど観光地化されている。また展望台には1883年に厚岸警察署から囚人護送中にこの付近で猛吹雪に遭い、護送中の囚人と共に殉職した坂口巡査の石碑もある。
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琵琶瀬展望台からのパノラマ
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霧多布湿原のパノラマ
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霧多布湿原を流れる琵琶瀬川
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太平洋側に見える窓岩
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厚岸道立自然公園琵琶瀬展望台
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琵琶瀬展望台の上から
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霧多布湿原の夜景
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霧多布の夜景も見える
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