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榊町いこいの広場
浜中の町から道道123号線を南に3kmほど下った高台の上に榊町いこいの広場がある。入り口がわかりにくいが、浜中から行くと下りの途中の風力発電機の手前にある脇道を左に入る。途中にあるお墓を通り越しダートを600mばかり走ると駐車スペースに出る。ここから300mほど徒歩で歩いた先が榊町いこいの広場だ。この広場はトンネルの上の標高50m程度の高台にあり、展望台からは浜中湾の渚が白波を引きながら弧を描き、その遥か先に琵琶瀬湾・嶮暮帰島・小島などを望み、霧多布半島が遠く洋上に浮かぶ美しい光景が望める。これだけの景色にも関わらず積極的に観光地化しないのはもったいないくらいだ。残念なことに標識などはなく入り口のわかりにくさから訪れる人は少ないが、この眺めの良さから榊町展望台は浜中十景に選ばれている。また榊町いこいの広場には浜中町の開基百年を記念し、1978年当時浜中町に住んでいた住人全員の名前を書いた大きな煉瓦の壁の浜中町世帯名鑑もある。今こんなものを建設したらプライバシーの侵害だと訴えられそうだ。
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榊町いこいの広場からの景色
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浜中町世帯名鑑とその右に霧多布
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浜中湾となぎさのドライブウェイ、その先に嶮暮帰島・小島が見える
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