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霧多布岬展望台
根室と厚岸の間の霧多布には太平洋岸に少し突き出た半島がある。この半島の先端が湯沸岬、通称「霧多布岬」だ。もともとこの霧多布岬は北海道と砂州でつながっていたが、1960年のチリ地震による津波の影響で砂州は分断され島となってしまい霧多布大橋でのみ本土と繋がっている。この島の東の外れにある霧多布岬の少し手前にあるのが霧多布岬展望台だ。ここには駐車場と売店、二階建ての展望台などがある。残念ながら展望台は崖の端にないので眺めだけなら展望台よりも看板そばから見た方がよい。ここからなら弧を描いて伸びる霧多布岬の断崖絶壁を見渡すことができ、その美しさから浜中十景にも選ばれている。霧多布岬先端まで往復1.2kmも歩くより、ここから眺めた方がいいかもしれない。この霧多布岬展望台はその名の通り霧の名所で晴れることは少ない。ゆえに晴れた霧多布岬展望台を見れる可能性は低いが、その分夏でも涼しくて快適だ。展望台の駐車場にある売店のいもだんごやかぼちゃだんご、あげじゃがなどは注文してから揚げてくれるので作り立てておいしい。店のおじさんは気温が23℃を越えると暑くて仕事にならず店を閉めてしまうそうだが、この霧多布では夏でも23℃を越える日はほとんどない。
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展望台から見た霧多布岬のパノラマ
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霧多布岬展望台
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朝日も見ることができる
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