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小樽市総合博物館運河館
小樽運河沿いに1893年に建設された歴史的建造物「旧小樽倉庫」の一部を利用した小樽市総合博物館の運河館がある。ここは1985年から小樽市博物館として使われていたが、2007年に小樽交通記念館跡地に小樽市総合博物館が完成したのに伴い小樽市博物館の機能は小樽市総合博物館に移転し、ここは小樽市総合博物館運河館として生まれ変わった。運河館といっても運河の事よりは、小樽の古代から近代までの歴史を分かりやすく展示、説明し、ニシン漁や港と銀行街、駅前と鉄道などをまとめたいずれも5分程度の映像を上映している。展示館は2つに分かれており、第一展示室は北海道の開拓物資集積拠点となった小樽の発展の歴史、北前船の航路、ニシン漁の様子、商業都市に成長した小樽を地図や写真、資料等で展示紹介している。特に実物大の商店が3店舗復元展示されており、当時の雰囲気を味わえる。第二展示室では小樽周辺の森で生活する動植物や縄文時代後期の生活ジオラマなどを見ることができる。特に動植物の標本は数も豊富で素晴らしい。小樽市総合博物館と共通入場券になっているので、ここも合わせて立ち寄ることをお勧めする。
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商店の復元展示
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動植物の標本展示
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