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小樽オルゴール堂本館
JR小樽駅から南東に1.4kmほど、片側3車線の広い道道17号線、通称小樽港線の1本西側の堺町通りのメルヘン交差点の角にある西洋風の建物が小樽オルゴール堂本館だ。これは内部が木骨造りで外壁を煉瓦造とした珍しい建物で北海道有数の精米、米穀商であった共成(株)が1912年に建築し社屋と倉庫として利用していたものだ。石造の多い小樽では珍しい作りで、壁の褐色の煉瓦やアーチ状窓のキーストーン、開口部と隅部に積んだコーナーストーンなどルネッサンス様式を取り入れた建築様式が特徴となっており、1994年には小樽市都市景観賞を受賞している。共成が手放した後、ブルーハウスという家具店舗として利用されていたが、やがて輸入雑貨屋となり今では小樽オルゴール堂本館として活用されている。小樽オルゴール堂本館は国内最大級のオルゴール専門店でシンボルである蒸気時計やパイプオルガンの自動演奏などで小樽を訪れる多くの観光客が足を止めている。また吹き抜け2階構造のきらびやかに装飾された広い店内には1500以上のオルゴールが展示販売されており店内に入るだけでメルヘンな気分に浸れる。近くの遊工房ではオリジナルオルゴールを作ることもできる。
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小樽オルゴール堂本館の外観
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小樽オルゴール堂本館の売店
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桜の季節の小樽オルゴール堂本館
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多数のオルゴールが並ぶ
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