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大黒岩・恵比寿岩
余市の町から北西に7kmほどのところの旧ワッカケトンネルの余市側出口のそばの海岸沿いに恵比寿岩・大黒岩がある。今にも崩れそうな岩が海岸にそびえ立ち、その姿が七福神の恵比寿様と大黒様に似ている事からその名が付いた。二つの岩が並んでいるところから地元では夫婦岩とも呼ばれている。二つの岩は安山岩の礫を含む火山円礫岩が波に洗われてできた岩体で、水中に噴出した溶岩が急速に冷やされてできた岩を起源とする。国道からは東に見える事から朝日の名所ともなっており。朝焼け空に恵比寿岩・大黒岩がシルエットとなっている姿は絵になる。かつては道幅の狭い国道から見えるだけで駐車スペースもなく、写真撮影も難しかったが、2010年の新ワッカケトンネルの開通に伴い旧道は交通量が皆無になったため、今では安心して観光、写真撮影できる。しかし新ワッカケトンネルを通ると標識もないので、その存在を知っていない限り気付くことなく通り過ぎてしまうことだろう。2つの岩のすぐ近くまで旧道が走っているが、すぐ近くから見るよりも少し西側に離れた駐車スペースから見た方が鳥帽子岬をバックに岩を見ることができるので見栄えが良いだろう。
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恵比寿岩と大黒岩
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夜の恵比寿岩と大黒岩
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そばまで自転車で行くことができる
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違う角度から撮影
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