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神威岬
積丹半島の北西の端にある岬が神威岬だ。ここは島武意海岸と並んで積丹半島を代表する観光地なだけあって素晴らしく、まるで万里の長城のようなチャレンカの小径と呼ばれる稜線上の遊歩道を歩く。しかも遊歩道の両側の日本海は積丹ブルーと言われる澄んだコバルトブルーで海底の岩まではっきりと見え、駐車場から神威岬まで700mほど大自然の美しさを満喫できる。岬の先端には神威岩と呼ばれる高さ41mの岩がそびえ、見渡す限り日本海が広がる。しかし最大の魅力は日本海ではなく神威岬の先端から見た本土側だ。神威岬に続く稜線の両側に日本海が広がり、その奥に積丹岳や余別岳が見える姿は絵になる。神威岬には源義経とアイヌの娘チャレンカの悲しい伝説があり、女性を乗せた船がここを通りかかると必ず遭難した為、かつてこの岬は女人禁制だった。神威岬に行くには神威岬トンネルのすぐ北側の国道229号線から脇道に入って急な登りを登らなければならないが、一度登ってしまえば、あとはなだらかな地形の上を駐車場まで行き、そこからはひたすら眺めのよいチャレンカの小径を歩くだけだ。
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先端までは眺めのよい稜線上を歩く
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後ろを振り返っても美しい
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かつてはここから先は女人禁制だった
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神威岩
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神威岬
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こんな稜線上を歩く
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