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宇宙の湯余市川温泉
余市の町中に温泉がある。これが宇宙の湯 余市川温泉だ。温泉という割には420円という低料金で銭湯に近いが、露天風呂はあるし2階には無料休憩室と食堂があり、何度でも温泉に浸かれるのでのんびりできる。この温泉は2階の屋根の上に大きなスペースシャトルがあるので遠くから見てもすごく目立っている。このスペースシャトルや宇宙の湯という名前も伊達ではなく、実はゆかりがある。この場所には1922年から喜久乃湯という名の銭湯があった。この銭湯は1969年に経営者が代わり余市川温泉と名前を変えたが、喜久乃湯の創始者が日本人初の宇宙飛行士 毛利衛氏の祖父にあたる人で、この銭湯は毛利衛氏の生まれ故郷でもあったのだ。1992年に毛利衛氏がスペースシャトルで宇宙のミッションをこなすと、毛利衛氏の「ここに宇宙の湯を作りましょう。子供たちにどこからでも宇宙は目指せるという夢を与えましょう」という言葉を元に1999年に施設を建て替えた際、屋根にスペースシャトルを取り付けて宇宙の湯としてスタートした。温泉としてはそれほど広くはなく、内風呂が1つと檜風の天井が開いただけの露天風呂があるだけだ。この内風呂が特徴的で、広さはそれほどでもないがかなり深くて泳げるのではないかと思えるほど。湯船の底にお尻をつけると間違いなく溺れてしまう事だろう。中腰で浸かるお風呂は何か違和感があるが、浮力があるのでそれほど苦にならない。
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宇宙の湯余市川温泉の外観
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宇宙の湯余市川温泉の外観
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宇宙の湯余市川温泉の湯船
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宇宙の湯余市川温泉の2階休憩室
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