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余市宇宙記念館「スペース童夢」
余市の町中にある道の駅「スペース・アップルよいち」がある。この余市は日本人初の科学者宇宙飛行士、毛利衛氏の出身地でもあり、彼の偉大な功績をたたえて1998年にこの道の駅に隣接して余市宇宙記念館「スペース童夢」が建てられた。かつてここは体験型アトラクションとして宇宙旅行や宇宙での姿勢制御などを体験できたが2008年に運営会社が破綻し閉館となった。2010年からは町営施設として規模を縮小して再開。毛利衛氏の業績を紹介する「毛利記念ホール」の他、プラネタリウムなど映像を中心とした展示となった。経費を抑えるため体験施設は姿を消し、学習中心の施設となって値段も大幅に下がった。しかし遊園地のような施設よりも今の方が毛利さんも望んでいる事だろう。エントランスホールからワープチューブを通って館内に入ると、1/20サイズの国際宇宙ステーション、3/4サイズのハッブル宇宙望遠鏡、実物大の宇宙実験棟きぼうなどの巨大な設備が所狭しと並んでおり圧倒される。空気で膨らませてエアドームの内壁に上映するデジタルプラネタリウムは必見。係員のガイドツアーもあるが、館内の説明と言うよりは宇宙飛行士の紹介とJAXAの仕事内容の裏話がメインとなる。
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余市宇宙記念館「スペース童夢」の外観
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余市宇宙記念館「スペース童夢」の内部
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JAXAコーナー
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ハッブル宇宙望遠鏡の3/4スケール模型
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