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沼前駐車場
国道229号線の神威岬から5kmほど南の積丹トンネルの北側にトイレの完備された比較的大きな駐車場がある。これが沼前駐車場だ。この駐車場の北の外れには「ソーラン節のふる里・積丹」と書かれた大きなソーラン節発祥之地碑が建っている。国道229号線は通称追分ソーランラインと呼ばれており、積丹町はソーラン節の故郷とされているが、余市町も同様にソーラン節の故郷を主張しており、どちらが本当の故郷かは定かではない。余市側にも国道229号線の新豊浜トンネルの東側入口横にも白い石碑が建っているが、記念碑の立派さや景色の点では圧倒的に積丹にあるこの記念碑の方が上だ。沼前駐車場からは一面に広がる日本海や北の遠くに神威岬や神威岩が一望でき、眺めはなかなか素晴らしい。特に神威岬や神威岩をバックにソーラン節発祥之地碑を見ることができるのは素晴らしい。この沼前駐車場のすぐ北には崖のように切り立った石神岩があり、見上げるだけでも迫力があり、海側だけでなく山側の眺めも楽しむことができる。さらにこの付近には沼前地すべりがあり、海岸浸食と地下水の水位上昇で、年間20〜100cmのゆっくりした地すべりが観測されている。
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ソーラン節の石碑
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沼前駐車場から見た石碑と神威岬
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