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賀老の滝
島牧の町から10kmほど南の山の中にある滝が賀老の滝だ。ここは秘境中の秘境で、国道229号線から14kmほど山奥に入ってところにある。ダートこそないものの、最大12%の勾配の連続する狭いワインディングロードで標高520mまで登らなければならず嫌になるほどだ。駐車場から賀老の滝までは、さらに片道1.3km歩かなければならない。この賀老の滝への道も最初はアルファルとの舗装路だったものがウッドチップの敷かれたつづら折りの階段となり、やがて岩場となって最低でもスニーカーでないと歩けない。しかしたどり着いた先の第一展望台から見る景色は素晴らしく、高さ70m、幅35mの大瀑布は日本滝百選にも選定されているほどだ。松前藩の財宝を龍が守護しているという龍神伝説が残されており、別名「飛龍」とも呼ばれている。来る時は下りの階段だったが帰りは上りの階段となりさらに苦しさが倍増する。駐車場から歩いて往復で1時間ほどかかるのと、駐車場に来るまでに自転車で往復3時間ほどかかる。近くには賀老高原キャンプ場もあるのでここに宿泊して腰を据えて見学するのがよいだろう。賀老の滝の展望台はここ以外にも滝を上から見下ろす第二展望台というのもあるが、木が邪魔をしてほとんど見えないので第一展望台だけで十分だろう。
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日本滝百選にも選ばれている賀老の滝
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第二展望台から見た賀老の滝
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