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浜中海岸
寿都の町から南東に5kmほど、寿都湾に面した広大な砂浜の海岸が浜中海岸だ。この海岸は朱太川から運ばれてきた砂が堆積したサラサラの砂浜で海釣りやシーズンになると海水浴客で溢れる。この浜中海岸には環境フォーラムin寿都「ええこ寿都2008」の開催に伴い浜中海岸野営場が整備され、無料でキャンプが可能となった。この野営場は海岸線に沿って広大な長さを誇り、その海岸に沿って細長い駐車場も完備されているのでテントを張る場所を選べば無料でオートキャンプも可能だ。欠点としては海岸に沿った細長い野営場でありながらトイレや水場が中央に1ヶ所しかないので、端の方にテントを張るとトイレに行くのに400〜500mほど歩かなければならなくなる。この浜中海岸は海岸の美しさや朝晩に日の出と夕陽を見られるだけでなく、すぐそばに風太風力発電所と寿の都風力発電所の計11機の風力発電機が見られることが特徴となっている。北海道は夏の間、南風が吹くことが多いが、噴火湾を越えた南風が黒松内に入り寿都湾に抜ける時、両側を山で邪魔されて風の通り道が狭まることで風が勢いを増し、寿都だし風と呼ばれる強風が吹くことからこの風を利用しようと1988年から建設し始めた。かつて苫前グリーンヒルキャンプ場にはキャンプ場の中に風力発電機が建っていたが、現在このキャンプ場は閉鎖されてしまったため、現在は風力発電機に最も近いキャンプ場と言えるだろう。
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風力発電機の並ぶ浜中海岸
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浜中海岸の夕暮れ
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