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黒鷲岬展望台
川汲から国道278号線を東に5kmほど走ったところにある岬が黒鷲岬だ。ここは尾札部トンネルの旧道沿いにあるので国道を走っていると岬の存在にすら気付かない事が多く、観光客のほとんど訪れる事のない場所だ。この黒鷲岬の裏、トンネルの上に続くスロープを登っていくと頂上には立派な鉄筋コンクリートの展望台があり、尾札部漁港や太平洋を一望できる展望スポットとなっている。この展望台は沿岸漁業活性化構造改革事業美しい漁村づくり関連施設整備事業として1995年に建てられた。ほとんど観光客の来る事のない場所だけに存分に景色を楽しむ事ができるだろう。ただしこの黒鷲岬展望台は立地条件は最高にいいのだが、展望台が崖の先端にあるわけではないのと、展望台の建築当時から木が成長して視界はそれほどよくないのが残念なところだ。海岸沿いの岬の先端にも展望場所があり、建網大謀網漁業発祥の地の石碑がある。大謀網とは定置網の事で、1839年に北海道で初めて大謀網がこの尾札部で始まった。こちらの方が手軽に行けるし、見下ろす事はできないが視界は開けており、こちらもお勧めだ。この黒鷲岬から見る夕陽は南茅部の名勝八景にも選ばれている。
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黒鷲岬展望台からの眺め
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黒鷲岬展望台の全景
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黒鷲岬の建網大謀網漁業発祥の地の石碑
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石碑からの眺め
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展望台には双眼鏡もある
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黒鷲岬
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