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トラピスチヌ修道院
函館空港の北1.5kmの高台の上にあるのがトラピスチヌ修道院だ。ここは1898年にフランスから派遣された8名の修道女が創立した日本最初の女子修道院で、この修道院では実際に修道女が朝3時30分の起床から夜19時45分の就寝まで、祈り、労働、読書を日課に共同生活を営んでいる。修道女達はマダレナケーキやバター飴を作って売店で販売し生計の足しにしている。建物内部は立ち入り禁止となっているが、前庭までは立ち入りが認められており、聖ミカエル像や聖母マリア像が出迎えてくれる。修道院の建物は1925年の火災で焼失し、1927年に再建された建築で、レンガ造りの建物にアーチ状の窓などの中世西ヨーロッパの建築様式となっており、異国情緒が溢れている。前庭や周囲には桜の木が植えられており、5月初旬から中旬にかけて桜の花で修道院の洋風建築が美しく彩られる。ぜひとも桜を前景に修道院を撮影したい。売店に併設された資料室では修道女達の生活や修道院の歴史を知ることができるが、残念なことに写真撮影は禁止されている。
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トラピスチヌ修道院の全景
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トラピスチヌ修道院のマリア像
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トラピスチヌ修道院と桜
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トラピスチヌ修道院の施設全景
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