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新酪展望台
厚床の町から国道44号線を東に10kmほど走ると、根室市に入ってすぐの国道沿いに鉄骨作りの展望台が見えてくる。これが1982年に完成した10m望楼鉄塔、通称「新酪展望台」だ。ここは観光マップにもほとんど取り上げられていないし標識もまったく整備されていないので訪れる観光客はほとんどいないが、展望台だけでなくトイレまで完備されているので休憩場所としては最適だ。駐車場の少し奥にある展望台の階段を上ると、高さ10mの展望台からは根室半島付け根の広大な牧草地帯を360度見渡すことができ、天気がよければ遠くに風蓮湖や根室海峡、国後島も見ることができる。ただしあまり手入れされていないので駐車場から展望台入り口に行くのも雑草をかき分けながらになる。この近辺には新酪展望台、新酪農村展望台、茶内酪農展望台の3つのいずれも無骨な鉄骨製の展望台がある。眺めが一番いいのは新酪農村展望台、展望台の高さと恐怖感なら茶内酪農展望台がお勧め。この新酪展望台は他の2つに比べるとやや落ちるが、国道沿いにあり手軽に立ち寄れるので来て損はない。
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新酪展望台から見た牧草地帯のパノラマ写真
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遠くに風蓮湖や根室海峡も見える
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牧草地の中を走る国道44号線
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無骨な鉄塔の新酪展望台
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新酪展望台の頂上
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