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東根室駅
根室の町の南東1kmちょっとの場所にJR根室本線の東根室駅がある。この東根室駅は1961年に開業した無人駅で、日本最東端の駅という特徴がある。ゆえに無人駅でありながら「日本最東端の駅ひがしねむろ」と書かれた碑もある。周りにはちょっとした住宅街も広がっているが、駅には駅舎もなくホームは片面のみの木製のプラットホームがあるだけだ。住宅街の駅としては寂れているが北海道の駅としては立派な方だろう。住宅街にあるので列車の来る時間になると乗客はやって来るが、列車の本数は1日に下り6本、上り4本と少ないので列車の来る時間以外は駅には誰もいない。もちろん観光客ももほとんどいない。この東根室駅は日本最東端という事もあり、ここから日本最西端とされる長崎県平戸市にある松浦鉄道のたびら平戸口駅まで鉄道を乗り継いで日本列島を縦断するというツアーまである。駅のある区間は少し盛り土してあり、ホームから住宅街を見下ろすような形となるが、それほど眺めがいいというわけではない。
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東根室駅
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東根室駅のホーム
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