HIRAO'S HOME PAGE > 北海道自転車ツーリング > 北海道一周で訪れたい観光地 > 標津〜別海 > 奥行臼駅逓

道央
島牧
〜蘭越
岩内〜
神恵内
積丹
〜余市
小樽
周辺
小樽
中心
札幌西
札幌
中心
札幌東
〜石狩
道北
増毛
〜小平
焼尻
〜天売
苫前
〜天塩
サロ
ベツ
利尻 礼文
稚内 猿払
〜枝幸
道東
雄武
〜紋別
湧別〜
佐呂間
北見
〜大空
網走
小清水
〜斜里
ウトロ
羅臼 標津
〜別海
根室 浜中
厚岸 釧路
湿原
釧路
〜鶴居
白糠
〜広尾
道南
襟裳
〜浦河
新日高
〜安平
苫小牧
〜支笏
白老
〜登別
室蘭
周辺
室蘭
中心
伊達
〜豊浦
洞爺湖
八雲
〜鹿部
函館
周辺
函館
中心
北斗
〜知内
福島〜
上ノ国
江差
〜熊石
奥尻 せたな
観光地名称
薫別温泉
川北温泉
メロディーロード
ポー川史跡自然公園
北方領土館
標津サーモン科学館
北19号
開陽台
しべつ展望パーキング
第三しべつ展望パーキング
第二しべつ展望パーキング
ナラワラ
野付半島ネイチャーセンター
トドワラ
尾岱沼
白鳥台
別海町郷土資料館・加賀家文書館
走古丹原生花園
ヤウシュベツ川湿原
新酪農村展望台
奥行臼駅逓
番外編
美瑛北 美瑛南
富良野北 富良野南
弟子屈 十勝平野北
十勝平野中 十勝平野南

奥行臼駅逓

別海町から国道243号線を南東に12kmほど下った、道道930号線との交差点に奥行臼歴史の里パーキングエリアがある。このパーキングもトイレや東屋のある雰囲気のよい公園だが、ここから200mほど西の道道930号線から南に100m下った所に奥行臼駅逓の現存する建物がある。駅逓とは明治から昭和初期まで北海道辺地の交通補助機関として、宿泊、人馬継立、郵便業務を担うための制度である。この奥行臼駅逓も地元の名士山崎藤次郎氏の自宅を別海、西別、別当賀の三方面の分岐点にあたる駅逓として1910年に開設したものだ。当時は多くの旅人に利用されたが殖民軌道根室線(旧国鉄標津線の前身)の奥行臼駅開業に伴い奥行臼駅逓も役目を終えて1930年に廃止された。しかし駅逓の建物は引き続き旅館として利用され、1984年には山崎氏の自宅新築に伴いこの駅逓は別海町に寄贈、1985年から一般開放され1994年には北海道指定有形文化財に指定されている。建物は当時のまま残され建物内部も見ることは可能だが向かいの住人が施設を管理しており普段は施錠されているので見学には鍵を開けてもらう必要がある。中は当時のままの生活様式が再現され、当時の写真等も展示されている。また毎年9月の第一日曜日には奥行臼駅逓祭が開催され昔の遊びや昔の食べ物が振る舞われる。この道道930号線をさらに50mほど進むと別海村営軌道風蓮線や旧国鉄標津線の奥行臼駅跡があったり別海村営軌道の機関車や客車、転車台跡も展示されている。別海村営軌道風蓮線は1933年に開業した厚床−上風蓮の殖民軌道を馬力から動力化するために1963年に開業したが、道路交通の発達により1971年に廃線となった鉄道だ。
無断転載厳禁 コメント引用の場合は出典元URLを明記のこと
奥行臼駅逓
奥行臼駅逓の建物
奥行臼駅逓
奥行臼駅逓の内部
奥行臼駅逓
別海村営軌道の機関車、客車、転車台跡
奥行臼駅逓
旧国鉄標津線の奥行臼駅跡
奥行臼駅逓 データ
展望のよさ★☆☆☆☆
資料性の高さ★★☆☆☆
観光客の多さ★☆☆☆☆
お勧め度★☆☆☆☆
営業期間5月〜10月
定休日第一・第三月曜日
開館時間10:00〜16:30
費用無料
施設トイレあり
電話番号
郵便番号086−0213
住所野付郡別海町
奥行15−12
北緯43.3130
43°18’46”93
東経145.2102
145°12’36”58
マップコード496535231*22
MGコード
マップル地図37F−5
無断転載厳禁

新酪農村展望台  標津〜別海  明郷伊藤牧場

inserted by FC2 system