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走古丹原生花園
風蓮湖に伸びる道道475号線を進むと道の両側に原生花園が広がる。これが走古丹原生花園だ。走古丹とはアイヌ語でアシリコタン(新しい村)からその名が付いた。この原生花園はハマナスが多くこの道道475号線は通称ハマナスロードとも呼ばれている。ハマナスの他にも7月頃にはヒオウギアヤメなども咲く。ここは別海十景に選ばれているが、花の咲く時期を外すとただの原野にしか見えない。走古丹原生花園はまったく観光地化されておらず、標識が立っているだけで駐車場やトイレ、東屋、木道などはもちろんの事、原生花園の入り口すらなく単に道道から眺めるだけとなる。よって駐車場所にも困るが、もともと交通量は皆無に等しい道なので、路肩に寄せるだけでも問題ないだろう。この付近は鹿が多く、夜になると多くの鹿が道路上に出没するので注意が必要だ。なお風蓮湖の北側の砂州は走古丹から先も道が続いており、途中から歩きとなるものの先端まで行くことができる。この付近はサロマ湖やコムケ湖、湧洞湖の砂州と同様に片側に風蓮湖、反対側に根室海峡を見ながら走るのでとても気持ちがいい。
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走古丹原生花園
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根室海峡沿いに原生花園は広がる
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