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ヤウシュベツ川湿原
風蓮湖に流れ込む川の一つにアイヌ語で網曳きの大川という意味のヤウシュベツ川がある。このヤウシュベツ川の風蓮湖に流れ込む河口周辺は湿原となっており、奥行臼の交差点から国道244号線を北に2kmほど走ったところにある万年橋からは根室海峡側にもその反対側にも、堤防など人工物の一切ない自然のままの美しいヤウシュベツ川と湿原の風景を眺める事ができる。特に鏡のように青空を映すヤウシュベツ川と、その両側に広がる湿原に心を奪われる事だろう。ここは観光地化されておらず、気持ち程度の標識があるだけなので、存在を知らなければ素通りしてしまいそうな場所だ。しかもベストの撮影ポイントは橋の真ん中なので駐車場もなく、車で来た場合は橋のたもとの国道にはみ出して止めることになるので駐車場所には配慮しよう。しかしここは別海十景に選ばれているだけあって景色は美しく、青空を映すヤウシュベツ川はもちろんのこと、川の上流は真西になるので春分と秋分の時期にはヤウシュベツ川に夕陽が沈み、その後に続く川を真っ赤に染める夕焼けも格別だ。
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万年橋の根室海峡側に広がるヤウシュベツ川湿原
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反対側にも湿原が広がる
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春のヤウシュベツ川湿原
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ヤウシュベツ川に沈む夕陽
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鏡のように空を映すヤウシュベツ川
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