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北方領土館
標津町の中心部、国道244号線がクランクした場所に濃い茶色をした不気味な建物がある。これが北方領土館だ。北方領土館は北方領土に関する資料の収集、調査研究、保管及び展示し北方領土復帰促進に関する啓発宣伝及び署名運動を目的として1979年に建設された。ここでは写真や映像、立体パノラマなどで北方領土の島の様子や模型、返還運動の歴史、北方四島の動物の剥製などが展示されている。また二階の展望室からは24km先に浮かぶ国後島を見る事ができるが、北方領土館から海岸まで距離があるので展望がいいと言うより国後島が見えると言うだけに等しい。しかし無料の双眼鏡も設置されており国後島を眺めながら北方領土の歴史を勉強するのもよいだろう。根室海峡沿いには羅臼の羅臼国後展望塔、標津の北方領土館、別海の北方展望塔、根室の北方四島交流センター、納沙布岬の北方館など数多くの北方領土を扱った施設が存在するが、いずれも入場料が無料で、しかも双眼鏡も無料なのが嬉しい。
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北方領土館の全景
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北方領土館の内部
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