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大沼バードハウス
稚内の大沼北岸にあるログハウス造りの建物が大沼野鳥観察館、通称「大沼バードハウス」だ。もともと大沼に白鳥は飛来しなかったが、1988年に白鳥おじさんによる個人的な給餌活動よりコハクチョウが呼び寄せられ、日本でも有数の飛来地となった。秋(10月上旬〜11月下旬)になると越冬地への中継点として、また春(3月下旬〜5月下旬)になるとシベリアへ帰る休憩地として飛来する白鳥が観察できる。毎年5万羽の白鳥が飛来すると言われ、最盛期には沼が白鳥とカモで埋まってしまい、それはまるでヒッチコックの映画「鳥」を見ているような錯覚にとらわれる。大沼の湖岸に行くには除菌のために必ず大沼バードハウスを通り抜けなければならず、かつ人間と水鳥のエリアが柵で分けられているが、ここの野鳥は人間に慣れており脅かさなければ柵越しに1mくらいまでは近づくことができる。ただし野鳥に餌を与えるのは禁止されている。また大沼バードハウスでは双眼鏡や望遠鏡、フィールドスコープ、望遠レンズの無料貸し出しをしており、野鳥を間近に感じる事のできる隠れた穴場となっている。
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沼を埋め尽くすほどの鳥が集まる
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大沼バードハウスの外観
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大沼バードハウスの内部
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白鳥で溢れた大沼
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大沼越しに利尻山が見える
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宗谷ふれあい公園展望台から見た大沼バードハウス
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