|
稚内青少年科学館
稚内の北の端、野寒布岬にある科学館が稚内青少年科学館だ。この科学館は青少年の科学知識の普及啓発及び科学教育の振興を図るため1974年に開館した。入口から入ると大きなKD20型雪上車に目を奪われる。内部は科学コーナー、南極コーナー、プラネタリウムの3つに分かれているが、プラネタリウムだけは入館料とは別に150円が必要になる。展示室入ってすぐにある科学コーナーには滑車の原理や鏡の色々、手をたたくと光り輝く星のシャンデリア、HUロケットカットモデルなどが展示されており、それらで遊びながら科学を学べるようになっているが、いずれも子供向けとなっている。大人が楽しむなら南極コーナーだろう。南極コーナーでは南極観測船宗谷やしらせ、ふじの大きな模型が目を引くが、他にも南極観測隊の着ていた耐寒服など各種資料や実物大の南極居住棟カットモデル、そして南極に残してきた樺太犬のタロとジロが見つかった当時の新聞記事などが展示され、南極基地の様子を納めたビデオも上映している。稚内青少年科学館の奥には入場無料の南極越冬隊資料展示館もあり、こちらでも南極基地の住居や雪上車を見ることができる。
|
無断転載厳禁 コメント引用の場合は出典元URLを明記のこと
稚内青少年科学館の外観
|
稚内青少年科学館の内部
|
南極基地で使われる防寒服
|
南極基地の住居
|
南極越冬隊資料展示館の外観
|
南極越冬隊資料展示館の内部
|
|