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北防波堤ドーム
JR稚内駅の北東500m、フェリーターミナルのすぐ横にある北防波堤ドームは北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていた時、ここに通じる道路や鉄道へ波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で戦前に建設された全長427mの防波堤である。古代ローマ建築物を思わせる太い円柱となだらかな曲線を描いた回廊は、世界でも類のない建築物として北海道遺産に指定されている。北防波堤ドームの周囲は公園もあり、夏になると利尻島や礼文島に渡る旅行者、ライダーやチャリダーが北防波堤ドーム内に所狭しとテントを張って屋根付きのキャンプ場と化している。北防波堤ドームの先端には樺太への航路を記念した稚泊航路記念碑があり、さらに北防波堤から海沿いには遊歩道のしおさいプロムナードが続き、防波堤の上を歩けるようになっている。毎年2月になると照明を消した北防波堤ドーム内にスノーキャンドルを並べて幻想的空間を作り出す彩北わっキャナイトが開催され多くの観光客が集まる。
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北防波堤ドームの全景
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潮騒プロムナード
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果てが見えないほど長い
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開基百年記念塔から見た北防波堤ドーム
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夜の北防波堤ドーム
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稚泊航路記念碑
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